紙からデジタルへ。電子契約時代始まる

厳選!電子契約サービスの比較

電子契約サービスは多種多様。まずはコストや欲しい機能のイメージを掴むのがおすすめ

電子契約サービスを導入することによるメリットとしてはコスト削減、業務効率化、コンプライアンス対策などたくさんありますし、実際に急速に多くの企業様が電子契約サービスを導入しています。

しかし、選び方を間違えるようなことがあると欲しい機能がなかったり、セキュリティに不安があったり、使い勝手が悪くクライアントに負担をかけてしまう、などのデメリットも生じてしまう可能性があるのも事実。

詳しい選び方はこの後で解説いたしますが、まずは現在たくさんある各電子契約サービスをわかりやすく一覧比較してみました。

詳細表
簡易表(スマホ向け)
電子契約
サービス
比較表
比較項目ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックス
デジタル契約
クラウドサインBtoBプラットフォーム
契約書
WAN-Signかんたん
電子契約
forクラウド
ホームズ
クラウド
paperlogic
電子契約
GMOサインみんなの
電子署名
cectrust-lightcontracthub
@absonne
クラウド
スタンプ
電子契約
プラット
フォームβ
zoho signcmサインsigntimeイースタンプ
サービス画像ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドContractS CLMpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
料金初期費用無料無料無料無料無料無料無料無料20万円記載なし
(要問合せ)
無料無料記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
無料無料記載なし
(要問合せ)
無料記載なし
(要問合せ)
月額料金
(税込)
$10〜1,218円〜5,478円〜11,000円〜11,000円〜11,000円〜従量課金制
契約1件あたり110円~
11,000円〜110,000円〜22,000円〜9,680円〜基本料金無料記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
基本料金無料1,320円~記載なし
(要問合せ)
1.078円~記載なし
(要問合せ)
無料プラン記載なし記載なし記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
無料
トライアル
期間
30日間14日間最大3か月記載なし記載なし記載なし11件以上契約データを保存する場合、有料プランへ移行記載なし記載なし記載なし
(要問合せ)
記載なし無期限記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
無期限14日記載なし
(要問合せ)
30日記載なし
(要問合せ)
仕様当事者型/
立会人型
当事者型/
立会人型
当事者型/
立会人型
立会人型立会人型立会人型当事者型当事者型/
立会人型
立会人型/当事者型立会人型当事者型/
立会人型
当事者型/
立会人型
立会人型当事者型立会人型立会人型立会人型立会人型立会人型立会人型当事者型/
立会人型
ログイン形式メールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレス/ログインIDメールアドレスメールアドレス記載なしメールアドレスログインIDメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレス、SMSメールアドレスメールアドレスログインID
スマートフォン
対応
iOS/Android/WindowsiOS/Android記載なし記載なし未対応可能(対応OSは不明)iOS/Android記載なし記載なし記載なしiOS/Android記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしiOS/Android可能(対応OSは不明)記載なし可能(対応OSは不明)
API連携可能(支払い、契約締結、権限管理、ワークフロー)可能(電子サインの依頼を送信など)可能(電子サインの依頼を送信など)記載なし可能(申し込み、契約書作成、契約締結、ワークフロー)可能(連携内容は要相談)可能(ワークフロー、文書管理システム、CRMなど)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)可能(契約書作成、ワークフロー、契約締結など)記載なし記載なし可能(連携内容は要相談)記載なし記載なし可能(ワークフロー、文書管理システム、CRMなど)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)記載なし
日本語以外の
対応言語
英語など43言語英語など34言語日本語のみ日本語のみ英語、中国語日本語のみ英語日本語のみ日本語のみ日本語のみ英語日本語のみ日本語のみ日本語のみ日本語のみ日本語のみ英語など12言語日本語のみ英語日本語のみ
公式HP上から
判断できる
連携システム
・サービス事例
Box/Dropbox/OneDrive/Google Drive/Evernote/Salesforce/G Suite/ペガMicrosoft 365/Googleドライブ/Box/Salesforce//Workday/kintone/Dropboxなど記載なし記載なしSalesforce/kintone/Hubble/Slack/Box/ など記載なしTradeshift/Uni-ContRact/POファイナンス®など記載なしクラウドサイン/Docusign/Al-conProkintoneSalesforce/kintone/legalforce/Slack/Box/Agile Works など記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしZoho People/Onedrive/Googledrive/box/dropboxなど記載なし記載なし記載なし
機能本人確認・
認証オプション
メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局多要素認証「Google Authenticator」の本人認証を利用可SAML認証を利用可能メールアドレス認証、電子認証局メールアドレス認証、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式電子認証局メールアドレス認証メールアドレス認証メールアドレス認証メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス、SMSメールアドレスメールアドレス認証、2要素認証方式
書類の
保管期間
アカウントが存在する期間は保管adobe sign単体では不可(Adobe Document Cloudの契約が必要)アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管記載なしアカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管
タイム
スタンプ機能
記載なし記載なし
契約書
管理・保管
〇(同会社が提供するほか製品を利用することで可能)記載なし記載なし
ワークフロー
機能・
タスク管理
〇(同会社が提供するほか製品を利用することで可能)記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
通知機能記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
テンプレート
機能
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
電子帳簿
保存法対応
(2022/1/1
電子取引要件)

タイムスタンプなし、システム連携で対応可能

文書保管・管理機能なし、Adobeによるサポートなし
記載なし記載なし記載なし×(可視性不可)記載なし記載なし記載なし
合意締結
証明書の発行
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
サポートメール記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
チャット記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
電話記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
セキュリティISO/
IEC 27001
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
そのほか
セキュリティ
認証
SOC1,SOC2,FedRAMP、PCI DSS、CSA STAR Program、APEC PRPSOC2,PCI DSS記載なし記載なしSOC2ASP,クラウドサービス認定プログラムAATL,プライバシーマーク記載なし記載なし記載なしJIS Q 27001:2014記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしISO9001,14001,20000-1,GDPR記載なし記載なし
公式
サイト
DocuSign
公式サイト
Adobe Sign
公式サイト
NINJA SIGN
公式サイト
リーテックス
デジタル契約
公式サイト
クラウドサイン
公式サイト
BtoBプラットフォーム契約書
公式サイト
WAN-Sign
公式サイト
かんたん
電子契約
for クラウド
公式サイト
ホームズ
クラウド
公式サイト
paperlogic
電子契約
公式サイト
GMOサイン
公式サイト
みんなの
電子署名
公式サイト
cectrust-light
公式サイト
contracthub
@absonne
公式サイト
クラウド
スタンプ
公式サイト
電子契約
プラット
フォームβ
公式サイト
zoho sign
公式サイト
cmサイン
公式サイト
signtime
公式サイト
イースタンプ
公式サイト
当サイト
解説
詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る詳しく見る
機能(5.0)
使いやすさ(5.0)
費用(4.0)
セキュリティ(5.0)
【無料体験あり】100万社以上、数億人のユーザーが利用。世界標準のセキュリティと信頼性、多言語対応で世界中で採用。
機能(4.5)
使いやすさ(5.0)
費用(4.5)
セキュリティ(4.5)
【無料体験あり】Webフォームの作成、国内外のシステム連携可能。世界水準の厳しいコンプライアンス準拠。世界で導入。
機能(4.0)
使いやすさ(4.5)
費用(4.0)
セキュリティ(4.0)
弁護士監修。豊富な機能と直感的でわかりやすいユーザーインターフェース。最新セキュリティ技術と万全のサポート体制。
機能(4.0)
使いやすさ(4.0)
費用(4.0)
セキュリティ(4.0)
経営者の支持率No.1。法学者と大手弁護士事務所が監修。電子記録債権法を併用し、業界最高レベルの法的安定性を実現。
機能(4.5)
使いやすさ(4.5)
費用(4.0)
セキュリティ(4.0)
【無料体験あり】弁護士監修。国内電子契約利用企業で高い利用率。直感的な操作感と安心のセキュリティ。機能も充実。
機能(4.0)
使いやすさ(4.0)
費用(4.0)
セキュリティ(4.0)
60万社以上がBtoBプラットフォームシリーズを利用。運用実績20年以上の安心と信頼のサービス。電子帳簿保存法に対応。
機能(4.5)
使いやすさ(4.0)
費用(4.0)
セキュリティ(4.5)
日本通運グループ・GMOインターネットグループ共同開発。当事者型と立会人型(事業者署名型)選択可能で自在に契約締結。
機能(4.0)
使いやすさ(4.0)
費用(4.0)
セキュリティ(3.5)
【無料体験あり】Web面談機能搭載で対面契約可能。最大30名までの三者間契約。当事者型/立会人型(事業者署名型)対応。
機能(3.5)
使いやすさ(4.0)
費用(3.5)
セキュリティ(4.0)
契約業務を一元管理。契約プロセス・ステータスの可視化や法務相談のシームレス管理で契約業務を効率的でスピーディに。
機能(3.5)
使いやすさ(3.5)
費用(3.5)
セキュリティ(4.0)
電子署名方・電帳方対応。電子署名・タイムスタンプの多彩な組合せ。電子契約費用効果シミュレーターで導入前診断可能。
機能(4.5)
使いやすさ(4.5)
費用(4.0)
セキュリティ(4.0)
導入実績20万社以上。当事者型/立会人型(事業者署名型)対応。差込文書一括送信など便利な機能を標準搭載。お試し可能。
機能(4.0)
使いやすさ(4.0)
費用(5.0)
セキュリティ(4.0)
基本料金完全無料(月額固定料金0円、文書作成・送信費用0円)。低コストで機能制限なし。個人やフリーランスにも最適。

電子契約サービスとは

電子契約サービスとは

電子契約とは、デジタル化した契約書にインターネット上で電子署名を行い、ストレージなどにそのデジタル契約書を保管する形式のこと。

日本国内でずっと主流だった、条文を印刷・製本した紙の契約書に署名捺印・記名押印し、ファイリングして保管する方法に代わって登場した、新たな契約形式です。

電子契約は、2001年に始まった電子署名法によって、法律的に有効なものとなったことをきっかけに、2015年頃から電子契約の専門業者が「立会人」となって、クラウドストレージ上で契約当事者同士の電子署名を行う「事業者型」が普及したことにより、爆発的に電子契約サービスが広がりを見せています。

代表的な電子契約サービスとしては、海外で圧倒的なシェアを誇るDocuSign(ドキュサイン)、PDFファイルを初めて開発した世界的なアプリ企業であるAdobe(アドビ)社提供の「Adobe Sign」や、弁護士ドットコムが提供し、国内シェア1位を誇っている「CLOUD SIGN(クラウドサイン)」など、現在では様々な電子契約事業者が、国内外の電子契約サービス導入企業の契約締結を支えています。

従来の書面契約と電子契約の違い

書面契約電子契約
フォーマット紙(印紙が必要)電子ファイル(印紙が不要)
署名方法記名押印、署名が必要電子署名
セキュリティ・改ざん防止方法契印・割印、金庫などに保管タイムスタンプ、クラウド保管
契約方法・相互確認原本の持参・立ち会い、郵送による受け渡しオンライン上でのやり取り

タイムスタンプとは

タイムスタンプとはある時刻にその電子データが存在していたことと、それ以降改ざんされていないことを証明するセキュリティ技術。タイムスタンプに記載されている情報とオリジナルの電子データから得られる情報を比較することで、タイムスタンプの付された時刻から改ざんされていないことを確実かつ簡単に確認することができます。

当事者型と立会人型の違い

電子契約サービスとは

電子契約サービスを導入する上で知っておくべきポイントとして「当事者型」と「立会人型」の違いです。これら二つのタイプを端的に言い表すと「当事者型」は電子証明書を伴うので手間がかかるが信頼性が高く、法的根拠としてしっかりしている。対して「立会人型」は手間がかからない代わりに電子証明書を発行しないので法的根拠として弱い。ということです。

これだけ聞くと契約に関することですから「当事者型」一択となりそうですが、実はそうではありません。令和2年9月4日、総務省・法務省・経済産業省は、3省連名で、「利用者の指示に基づきサービス提供事業者自身の署名鍵により暗号化等を行う電子契約サービスに関するQ&A(電子署名法3条に関するQ&A)」を公表し、その結果下記のような条件を満たす場合には、第3条の推定効が及びうるとの政府見解が出されました。

  1. 利用者の認証プロセスについて十分な固有性が満たされていること
  2. サービス提供事業者内部のプロセスについて十分な固有性が満たされていること
  3. 電子契約サービスの利用者(署名者)の身元確認がなされること

つまり「立会人型」の法的効力が認められることにより従来の署名する側の手間を強いていた「当事者型」だけではなくストレスの少ない「立会人型」の選択肢が大幅に増えたということになるのです。これはこれから電子契約サービス導入をお考えの方には大きな転換点と言えるでしょう。

当事者型立会人型
証明力
本人性の担保
署名者への負担かなり大きいかなり少ない

2021年7月時点で電子署名サービスを利用できない書類

「当事者型」と「立会人型」の違いとは関係ありませんが2021年7月時点では以下の契約書は電子契約では行えないので、注意が必要です。

  • 宅地建物売買等媒介契約
  • マンション管理業務委託契約
  • 定期建物賃貸借契約
  • 労働者派遣個別契約
  • 訪問販売等特定商取引における交付書面

2021年現在、電子契約サービスの普及率は67.2%。検討中は84.9%に

一般財団法人日本情報経済社会推進協会が発表したIT-REPORT(2021年1⽉13⽇〜1⽉15⽇にかけて行われたアンケートに基づき作成された2021年版調査レポート)によれば、2020年時点で電子契約サービスの普及率は4割ほど。
しかし、2021年1月時点の調査ではすでに67.2%に到達、これから導入を検討している割合を含めると84.9% にも及ぶ結果となっています。

電子契約の利用状況

JIPDEC「IT-REPORT 2021 Spring」P30
https://www.jipdec.or.jp/archives/publications/J0005167

専門家が解説!電子契約サービスの選び方のポイント

市場の需要の高まりを受けて、多種多様の電子契約サービスが存在しますので、この中からベストの電子契約サービスとはどれか?をすぐに決断するのは難しいことかもしれません。

そこで、これから電子契約サービス導入をお考えの方に向けて、電子契約サービスの導入を数多く進めてきた専門家である当サイト監修者が「これだけは絶対に押さえるべき!」という選び方のポイントを解説いたします。

電子契約サービスの選び方として必ず押さえるべきポイントは以下の3つ。

  1. 費用対効果が高いか(コストパフォーマンス)
  2. 安全性やセキュリティ面は十分か
  3. 利用用途に適した機能が備わっているか

それぞれをもう少し詳しく解説します。

費用対効果が高いか(コストパフォーマンス)

電子契約サービスの大きなメリットとして、「印紙税が不要になること」「契約に必要な時間やコストを節約できること」が大きなポイントですが、そのメリットを得るために必要なコスト、つまり電子契約サービスを利用する事による費用とのバランスを考えるべきです。

月額費用と初期費用が必要となりますので、これらのコストパフォーマンスは十分比較検討する必要があると言えるでしょう。ただし、安ければ良い、高ければ悪いというものではありません。

いくら安くても安全性に問題がある、使い勝手が悪くクライアントや管理者に負担がかかってしまうようでは意味がないからです。

安全性やセキュリティ面は十分か

電子契約を使う上でコストパフォーマンスより重要視しなくてはいけないのが、この安全性やセキュリティ面。電子契約は全てデジタルで行われますので、情報漏洩や改ざんを防ぐのにはこの安全性やセキュリティ面が十分なサービスを選ぶべきです。

これまで金庫に入れるなど物理的に保護していたものを電子契約サービスではインターネット環境で管理することになりますので、強力な暗号技術を使用している、実績や信頼性の高いサービスを選ぶということが必要となってくるでしょう。

利用用途に適した機能が備わっているか

電子契約サービスは、それぞれ特徴や使い勝手が異なります。これからサービスを利用するにあたり、どのような目的でどのような機能が必要であるか、を明確にすることで後悔のない選び方ができるでしょう。


例えば、一定の企業規模で海外との契約も存在し、契約までのフローを一元化したい、不動産系の企業様であるのであればDocuSign(ドキュサイン)一択ですし、国内取引のみ、企業の規模が小規模であるならばクラウドサインといった選び方をするということになってきます。

価格の比較

比較項目ドキュサイン AdobeSign NINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドホームズクラウドpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
サービス画像ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドContractS CLMpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
初期費用無料無料無料無料無料無料無料無料20万円記載なし
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無料無料記載なし
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記載なし
(要問合せ)
記載なし
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無料無料記載なし
(要問合せ)
無料記載なし
(要問合せ)
月額料金
(税込)
$10〜1,218円〜5,478円〜11,000円〜11,000円〜11,000円〜従量課金制
契約1件あたり110円~
11,000円〜110,000円〜22,000円〜9,680円〜基本料金無料記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
基本料金無料1,320円~記載なし
(要問合せ)
1.078円~記載なし
(要問合せ)
無料プラン記載なし記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
無料
トライアル
期間
30日間14日間最大3か月記載なし記載なし記載なし11件以上契約データを保存する場合、有料プランへ移行1ヶ月記載なし記載なし
(要問合せ)
記載なし無期限記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
記載なし
(要問合せ)
無期限14日記載なし
(要問合せ)
30日記載なし
(要問合せ)

企業として電子契約サービスを導入するのに代理店は必要?

電子契約サービスを契約するにあたり、直接サイトで申し込むことはもちろん販売店や代理店を経由して申し込むことも可能です。

わざわざそんな手間をかける必要がある?と思われる方も多いですが、販売店や代理店を経由することで得られるメリットも多いです。例えば導入時のカスタマイズやサポートが代表的な点でしょう。

もちろんカスタマイズやサポートを必要とする分、直契約と比較すると若干割高になりますが、サービスを初めて利用する方であれば、様々な条件やオプションの要不要でできることが変わってくる電子契約サービスのことを考えると代理店や販売店を利用することは料金以上の大きなメリットが得られると言えます。

代理店・販売店を通した契約であれば、代理店の担当者などがその人に合った契約を提案してくれ、失敗なく電子契約サービスが利用できる。

また世界的にシェアが高いDocuSignやAdobe Signなど海外の電子契約サービスは英語でのサポートやマニュアル利用になってしまうケースもままある。これらのサービスを日本語メインで運用したいのであれば代理店や販売代理店を通して契約するようにしましょう。

セキュリティ面や使いやすいサービスはどれ?

電子契約サービスは価格の他に、セキュリティ面や使いやすさはサービス選定時に外せないポイント。

電子契約を行う際には契約する側(クライアント)と契約してもらう側がどちらも利用するわけですから、相手に安心して、そしてストレスなく契約を行なってもらう必要があるからです。

セキュリティ面ではDocuSignが頭一つ抜けている

電子契約サービスを契約するにあたり、直接サイトで申し込むことはもちろん販売店や代理店を経由して申し込むことも可能です。

セキュリティ面ではDocuSignが圧倒的に優れています。世界でのシェアNO.1(80%)。契約にシビアで知られるアメリカの不動産業界ではなんと約90%がDocuSignを導入しているのです。

この大きなシェアを占めることになった大きな要因としてはやはりその強固なセキュリティ面が挙げられるでしょう。安全性をアピールすることでサービス利用を顧客にも促しやすくなるのが大きなメリットなのです。

セキュリティ性能比較

比較項目ドキュサイン AdobeSign NINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドホームズクラウドpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
サービス画像ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドContractS CLMpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
ISO/
IEC 27001
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
そのほか
セキュリティ
認証
SOC1,SOC2,FedRAMP、PCI DSS、CSA STAR Program、APEC PRPSOC2,PCI DSS記載なし記載なしSOC2ASP,クラウドサービス認定プログラムAATL,プライバシーマーク記載なし記載なし記載なしJIS Q 27001:2014記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしISO9001,14001,20000-1,GDPR記載なし記載なし

使いやすさもDocuSignの評価が高く、クラウドサインもシンプルさが良い

使いやすさのポイントはその電子契約サービスの仕様や機能から読み取れます。

主な使い易さにつながるポイントは以下の点です。

  1. 複雑な操作を必要とせず、インターフェースがシンプルである
  2. アプリが用意されている
  3. 他のソフトウェアとの連携(API連携)が可能
  4. 日本語以外の言語対応が可能である
  5. ワークフロー機能・タスク管理機能が備わっている
  6. 契約書を作る際のテンプレートが優れている

複雑な操作を必要とせず、インターフェースがシンプルである

サービス自体の操作性の良さは使い勝手の良さに直結する重要なポイント。多くの電子契約サービスは複雑なマニュアルを必要としないように設計されていますが、ユーザーによっては電子契約サービスに不慣れな方がいますので、誰でも使えるサービスが優れていると言えるでしょう。

アプリが用意されている

アプリが用意されているのはDocuSignとAdobe Signのみ(2021年7月現在)となっています。アプリが用意されていることで、いちいちブラウザを開く必要がありませんし、出先からでもスマートフォンを使って電子契約の作成、進捗状況が確認できます。

他のソフトウェアとの連携(API連携)が可能

電子契約を行う上で、資料の共有や差し戻しのやりとり、顧客情報管理が求められることが多いです。DocuSignやクラウドサインのシェアが高いのにはこれら他サービスとの連携が豊富な点が大きな理由の一つとなっています。またビジネスチャットツールに自動的に発行、契約、支払いなどのワークフローが自動的に送られてきたり、情報を共有できるAPI連携もあると便利です。

日本語以外の言語対応が可能である

国内企業だけのやり取りであれば良いですが、海外の顧客とのやり取りも発生するようでしたら日本語以外の対応言語が豊富なサービスがおすすめ。日本語のみ対応の電子契約サービスですとクライアントに負担をかけてしまうことが考えられます。

ワークフロー機能・タスク管理機能が備わっている

ワークフロー、タスク管理機能はあると便利な機能。今、進められている契約がどの状態で、クライアントか契約元にボールがあるのかを管理できるとスピーディーに契約が進むでしょう。またタスク管理ができると見落としも回避可能です。

契約書を作る際のテンプレートが優れている

テンプレートが使いやすい、多種備えられているのも使い勝手の良い電子契約サービスの条件です。契約に使用するのが一つのフォーマットのみであれば良いですが、NDA(秘密保持契約)や雇用契約書、取引契約書、業務委託契約書など、電子契約サービスを契約した後は様々な契約書を交わすことが多くなる場合がほとんど。電子契約サービスを選ぶ際にはテンプレートにも注目してみましょう。

使いやすさにつながる機能比較

電子契約
サービス
比較表
比較項目ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドホームズクラウドpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
サービス画像ドキュサインAdobeSignNINJASIGNリーテックスデジタル契約クラウドサインBtoBプラットフォーム契約書WAN-Signかんたん 電子契約forクラウドContractS CLMpaperlogic電子契約GMOサインみんなの電子署名cectrust-lightcontracthub@absonneクラウドスタンプ電子契約 プラットフォームβzoho signcmサインsigntimeイースタンプ
仕様当事者型/
立会人型
立会人型当事者型/
立会人型
立会人型立会人型立会人型当事者型当事者型/
立会人型
立会人型/当事者型立会人型当事者型/
立会人型
当事者型/
立会人型
立会人型当事者型立会人型立会人型立会人型立会人型立会人型立会人型当事者型/
立会人型
ログイン形式メールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレス/ログインIDメールアドレスメールアドレス記載なしメールアドレスログインIDメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレスメールアドレス、SMSメールアドレスメールアドレスログインID
スマートフォン
対応
iOS/Android/WindowsiOS/Android記載なし記載なし未対応可能(対応OSは不明)iOS/Android/Windows記載なし記載なし記載なしiOS/Android記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしiOS/Android可能(対応OSは不明)記載なし可能(対応OSは不明)
API連携可能(支払い、契約締結、権限管理、ワークフロー)可能(電子サインの依頼を送信など)可能(電子サインの依頼を送信など)記載なし可能(申し込み、契約書作成、契約締結、ワークフロー)可能(連携内容は要相談)可能(ワークフロー、文書管理システム、CRMなど)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)可能(契約書作成、ワークフロー、契約締結など)記載なし記載なし可能(連携内容は要相談)記載なし記載なし可能(ワークフロー、文書管理システム、CRMなど)可能(連携内容は要相談)可能(連携内容は要相談)記載なし
日本語以外の
対応言語
英語など43言語英語など34言語日本語のみ日本語のみ英語、中国語日本語のみ英語日本語のみ日本語のみ日本語のみ英語日本語のみ日本語のみ日本語のみ日本語のみ日本語のみ英語など12言語日本語のみ英語日本語のみ
公式HP上から
判断できる
連携システム
・サービス事例
Box/Dropbox/OneDrive/Google Drive/Evernote/Salesforce/G Suite/ペガMicrosoft 365/Googleドライブ/Box/Salesforce//Workday/kintone/Dropboxなど記載なし記載なしSalesforce/kintone/Hubble/Slack/Box/ など記載なしTradeshift/Uni-ContRact/POファイナンス®など記載なしクラウドサイン/Docusign/Al-conProkintoneSalesforce/kintone/legalforce/Slack/Box/Agile Works など記載なし記載なし記載なし記載なし記載なしZoho People/Onedrive/Googledrive/box/dropboxなど記載なし記載なし記載なし
機能本人確認・
認証オプション
メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式、電子認証局多要素認証「Google Authenticator」の本人認証を利用可SAML認証を利用可能メールアドレス認証、電子認証局メールアドレス認証、電子認証局メールアドレス認証、2要素認証方式電子認証局メールアドレス認証メールアドレス認証メールアドレス認証メールアドレス認証、2要素認証方式メールアドレス、SMSメールアドレスメールアドレス認証、2要素認証方式
書類の
保管期間
アカウントが存在する期間は保管adobe sign単体では不可(Adobe Document Cloudの契約が必要)アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管記載なしアカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管アカウントが存在する期間は保管
タイム
スタンプ機能
記載なし記載なし
契約書
管理・保管
〇(同会社が提供するほか製品を利用することで可能)記載なし記載なし
ワークフロー
機能・
タスク管理
〇(同会社が提供するほか製品を利用することで可能)記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
通知機能記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
テンプレート
機能
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
電子帳簿
保存法対応
(2022/1/1
電子取引要件)
×(タイムスタンプ付与不可)記載なし記載なし記載なし×(可視性不可)記載なし記載なし記載なし
合意締結
証明書の発行
記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし

この大きなシェアを占めることになった大きな要因としてはやはりその強固なセキュリティ面が挙げられるでしょう。安全性をアピールすることでサービス利用を顧客にも促しやすくなるのが大きなメリットなのです。

電子契約サービス詳細

DocuSign
機能5.0
使いやすさ5.0
費用4.0
セキュリティ5.0
サービス解説はこちら

立会人型。電子契約サービスでの世界シェアはなんと8割を超え。国際的知名度が非常に高く、多言語対応なので、大企業や海外との企業との取引がある会社におすすめのサービス。高い機能性、セキュリティ、使いやすいインターフェース(アプリ有り)と非常にバランスが取れている。シャチハタとの連携で電子ハンコ機能もあるのが嬉しい。

機能: 欲しい機能はほとんど揃っており、手書き署名や電子ハンコなどあらゆるシーンに対応可能

電子署名だけでなく、電子ハンコ、手書き署名まで対応し、それらをアプリでも行えてしまう多・高機能電子契約サービスがDocuSign(ドキュサイン)。契約書の保管や管理がしやすく、SalesforceやBox、Google Driveとの連携も可能なのでデータ共有もしやすい。

使いやすさ: 他サービスとの連携、アプリの使用可、署名側はサービス登録不要

契約書のテンプレートが多く用意されており、登録・呼び出しも可能。ビジネスチャットツールとAPI連携すれば進捗ごとの通知が自動で受け取れる。多言語対応なので国際的な取引にも使用しやすく、署名する側はDocuSignに登録しなくても利用でき、電子契約に詳しくない方でもかんたんに署名できるので導入ハードルが低いのが魅力。アプリが用意されている数少ない電子契約サービスであることも見逃せない。

費用: 月額 $10〜/ユーザーで契約可能

DocuSignの料金はユーザーあたりの月額での料金体系となっている(年払い可能)。ただし3ユーザーまでで、3ユーザー以上で契約するとなると問い合わせの上、契約となる。DocuSignはカスタマイズ性が高いサービスで、API連携、システム連携も多彩。もしこれらを必要とするのであれば代理店を通して購入すると厚いサポートを受けることができるのでおすすめ。その場合の料金は内容により異なるが、公式から申し込むのとそれほど変わらないことがほとんど。

セキュリティ: 世界的に通用する認証を多く取得。タイムスタンプ機能で改ざんを防ぐ

DocuSignの大きな特徴であり、多くの企業に選ばれる要因となっているのがこのセキュリティの高さ。国際的に通用する多くのセキュリティ認証を取得しており、改ざんを予防するタイムスタンプ機能も備わっており、非常に安心度が高い。

Adobe Sign
機能(4.5)
使いやすさ(5.0)
費用(4.5)
セキュリティ(4.5)
サービス解説はこちら

当事者型及び立会人型。Adobe Signの豊富なAPIで、普段使っている業務アプリに電子サイン機能を追加できる。多言語対応なので、大企業や海外との企業とグローバルな取引がある会社におすすめの電子契約サービス。世界水準のセキュリティや高い機能、アプリ対応など総合的に優れている。webフォームの作成はAdobe Signならでは。

機能:多言語対応、アプリ、業務アプリとの連携などあらゆる機能に対応

Adobe Sign(アドビサイン)は多言語に対応。対面での手書き署名やMicrosoft、Salesforce、Kintone、Workday、Apttus、Aribaなど国内外のビジネスアプリケーションとの連携も可能。モバイルアプリ(iOS/Android)にも対応しており、アプリから、Adobe Document CloudライブラリやBox、Dropbox、Google Driveなどのファイルを直接利用したり、既存の文書をスキャンして署名用のAdobe PDFとして再利用もできて便利。

使いやすさ:ワークフローの管理、一括送信、webフォームの作成、署名側はサービス登録不要

Adobe Signは電子サインプロセスだけでなく、ビジュアルデザインツールでドキュメントワークフローのあらゆる作業を自動化してワークフローを強力に管理可能。直感的な操作で再利用可能なワークフローテンプレートを簡単に作成でき、よくある作業ミスも減らせる。複数人の署名が必要な文書はMegaサインで一括送信可能。全体のプロセス追跡も簡単ですべての一括送信を完全に可視化できる。署名とデータの回収・管理が簡単なwebフォームの作成ができるのもAdobe Signの強み。

費用:用途に応じた複数の料金プラン

Adobe Sign個人版と小規模企業版では年間1ユーザーあたり150件までの処理となっている。年間契約数の多い企業はユーザー単位と処理数単位のプランがあるビジネス版とエンタープライズ版の導入を検討しよう(※要問い合わせ)。

セキュリティ:世界各国の最高レベルのコンプライアンス要件に対応、複数の認証機能

Adobe Signの電子サインと電子署名は、世界各国の最高レベルのコンプライアンス要件に対応。世界中で安心して利用できる。Adobe SignにはSMS、ナレッジベース(KBA)、公的身分証明書などの安全性の高い複数の認証機能があるので安心・安全かつ効率的に業務の遂行が可能。

クラウドサイン
機能5.0
使いやすさ5.0
費用4.0
セキュリティ3.0
サービス解説はこちら

クラウドサインは国内に限ると最大手の電子契約サービスとなります。日本の法律ポータルサイト"弁護士ドットコム"、及びその運営会社がクラウドサインを運営しています。立会人型なので大きな契約や国際的な取引には不安を残しますが、使いやすさにも優れており、気軽に利用できるのが大きな特徴と言えるでしょう。

機能: タイムスタンプやワークフロー機能など必要なものは揃っている

電子契約サービスとして多くの日本企業に利用されているだけありその機能性は非常に優れています。クラウドサインにしかない!という機能は特にありませんが、その分、電子契約サービスとして必要な機能はほぼ揃っていると言って差し支えないはず。

使いやすさ: 直感的に使えるインターフェース

クラウドサインは多くの契約書のテンプレートが用意されており、クリック&ドラッグで直感的に電子契約書を作成、提携させることが可能です。どうしても電子契約書と聞くと難しそうと及び腰になるものですが、クラウドサインならある程度のPCを触ったことがある経験者なら誰でも使えるのではないでしょうか。

費用: 月額固定費用10,000円〜+1送信あたり220円

クラウドサインはStandard、Standard plus、Business、Business plusの4つのプランが用意されており、使用する機能などにより料金が変動します。一番基本的なStandardプランですと月額固定費が10,000円、それに電子契約書を送信、1通ごとに220円(税込)必要となってきます。送信件数は無制限ですが、あまりに多くの契約書を作成、送信するようでしたら割高になってしまうことも。

セキュリティ: 立会人型のサービスなので信頼性は平均的

クラウドサインが得ている認証はISO/IEC 27001のみ。タイムスタンプ機能はありますが、立会人型のサービスだけありどうしてもセキュリティが万全とは言えません。ただし電子契約の基本となる本人認証はメール認証+2段階・2要素認証で担保されているのは良い点であると言えるでしょう。

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