「山口銀行との取引で電子契約サービスを利用したい」
とお考えではありませんか。
山口銀行と融資取引の際に電子契約を無料で利用できます。山口銀行の電子契約を導入することで、印紙税の削減や取引の効率化などが見込めるため、導入がおすすめです。
当記事では、山口銀行で利用できる電子契約サービスの概要や、利用メリット、利用方法までをわかりやすく解説します。
山口銀行で利用できる電子契約サービスの概要
まず、山口銀行で利用できる電子契約サービスとはどのようなものなのか紹介させてください。
SMBCクラウドサインを利用して電子契約が可能
山口銀行は株式会社三井住友フィナンシャルグループの子会社SMBCクラウドサイン株式会社が提供するクラウド型電子契約サービスSMBCクラウドサインを導入しています。
山口フィナンシャルグループの傘下にある3つの銀行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)でSMBCクラウドサインの利用が可能です。
SMBCクラウドサインを利用することで、契約書PDFに電子署名することで融資取引を電子上で実施できますし、お客様のPC上から好きな時に契約書の閲覧ができる点が魅力的でしょう。サービスの利用手数料が無料な点もポイントです。
SMBCクラウドサインとは金融機関による信頼度の高い電子契約サービス
そもそもSMBCクラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供するクラウド型電子契約サービスクラウドサインをOEMして提供しているサービスです。
クラウドサインは国内市場において有料導入企業数でNo1.を取得している企業であり、電子契約サービスに求められる機能やUIを非常に高いレベルで保持している点が特徴的といえます。
対象の取引
山口銀行で電子契約サービスを利用する場合、金銭消費者賃借契約書・当座貸越(貸越専用口座)約定書・保証書など当行所定の融資取引に関する書類を対象とします。
ただし、例外的に電子契約できない場合がありますので注意が必要です。また、電子契約が可能な契約種別は店舗ごとに異なりますので、より詳細な電子契約が利用できる契約種別については、取引先店舗までお問い合わせください。
山口銀行との取引で電子契約を利用するメリット
書面契約でも実施可能な契約締結を電子契約で実施するメリットをご紹介します。
印紙税などコストの削減が可能
電子契約サービスを利用することで、以下のコスト削減効果を見込めます。
- 印紙税の削減
- 契約書の郵送費・切手代
- 書面の契約書の保管代 など
特に印紙税削減の効果が大きいためコストメリットが大きいです。印紙税は契約書に記載された契約金額に応じて課税額が算出されますが、銀行との取引では大きな金額を扱う事業者も珍しくないため、印紙税の削減効果は大きいといえます。
契約締結までの業務を効率化可能
電子契約であれば、電子署名を付与することで契約書の作成から契約締結まですべてをオンライン上で実現できます。したがって、契約締結までの時間を短縮し、必要となる負荷を押し下げられます。
昨今では2021/10に郵便法が改正され、普通郵便の最短配送日が翌々日になりました。したがって、取引のリードタイム長期化が課題です。この課題に対しても電子契約サービスを利用することで、対応ができるため一層電子契約サービスの利用が推奨されています。
セキュリティの強化
電子契約サービスを利用して契約を締結することで、契約書の偽造や紛失盗難リスクを最小限に抑えられます。
契約書を電子データとしてもつことで、契約書ごとのアクセス制御やユーザ別のIPアドレス制御なども自社で利用するシステムによっては可能になりますので、さらなるセキュリティの強化が見込める点がメリットです。
利用開始までの流れ
山口銀行の電子契約サービスを利用する大まかな流れは以下の通りです。
- 利用申込書の記入
- マイページの解説
- 電子証明書取得のお手続き
- 電子署名
- ご利用開始
利用申込書の記入
山口銀行へ借り入れの申し込み時に電子契約サービスの利用申込書を記入しましょう。その後、担当窓口に提出する必要があります。
マイページの解説
利用申込書を提出後、記載したメールアドレス宛にマイページへのログイン用ID/PWが送付されてきますので、山口銀行のホームページにログインしマイページを作成します。
電子証明書取得のお手続き
山口銀行の審査の完了後、電子証明書の発行依頼の旨のメールが利用者に送付されます。メールの受領後、マイページ上から電子証明書の取得をしましょう。
電子署名
ここまでの作業で電子契約サービスの利用が開始できます。契約締結の際には、契約締結用のURLが記載されたメールが送付されてきますので、URLをクリックし契約締結用のページに遷移してください。契約締結用のページに遷移後、契約書に電子署名を実施しましょう。
ご利用開始
電子署名後、契約締結済みの契約書はマイページ上から管理できます。必要に応じて閲覧ください。
山口銀行の電子契約サービスを気に入ったら
山口銀行との取引で電子契約サービスを利用して気に入りましたら、ぜひ自社でも導入を検討ください。
電子契約サービスを利用することで上記にて紹介したようなメリットが得られるだけでなく、自社導入であれば既存のシステムとの連携も視野に入れることができますので、さらなる業務効率化を期待できます。
特に昨今では、電子帳簿保存法などシステムを利用するに求められる法要件も多いですので、山口銀行が提供する電子契約サービスのみでは法要件を難しい場合もあります。したがって、他システムとの連携も視野にいれて導入検討を進めていくとよいです。
まとめ システムを導入して業務を効率化しよう!
山口銀行が提供する電子契約サービスを利用するメリットは明確にあるものの、デメリットは明確にないと考えています。したがって、山口銀行と取引をするのであれば、山口銀行が提供する電子契約サービスの利用がおすすめです。
電子契約サービスを利用して、契約業務の効率化を推進していきましょう!