住宅ローン取引を電子契約で行うメリットとは?サービス利用の流れも解説

住宅ローン取引を電子契約で行うメリットとは?サービス利用の流れも解説

電子契約の概要と、住宅ローンを電子契約で利用するメリットを解説

窓口へ出向くことなく住宅ローンの手続きができる仕組みとして、全国の銀行で電子契約の導入が進んでいます。

この記事では、電子契約の概要と、住宅ローンの手続きに電子契約を活用するメリットについて解説。

電子契約を使った住宅ローンの手続き方法もまとめているので、住宅ローンの借り入れを予定している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

電子契約とは?住宅ローンでも利用できる?

電子契約とは?住宅ローンでも利用できる?

まずは電子契約の概要と、住宅ローン取引に電子契約を活用している事例について詳しく見ていきましょう。

電子契約とは

電子契約とは、これまで書面の印刷と捺印・署名によって取り交わしていた契約業務を、全てオンライン上で完結できるようにした仕組みのことです。

電子署名やタイムスタンプといった機能により、電子文書であっても、捺印された書類と同等の証拠力を持つものとして扱うことができます。

電子契約はパソコンやスマートフォン、タブレットなどから操作でき、契約書類の確認についても同様に各デバイスから行うことが可能です。

銀行の住宅ローン取引における電子契約

住宅ローンといえば、手続きが複雑で借り入れ完了までに時間がかかるものという印象がありますが、電子契約を活用すればスピーディーな契約締結が可能となります。

自宅にいながら契約手続きを行えるため、仕事の都合などでなかなか窓口に行く時間が取れない方や、コロナ禍で窓口に足を運ぶことに抵抗があるといった方にもおすすめです。

実際に、以下の大手銀行などでは、すでに電子契約を活用した住宅ローンサービスが導入されています。

  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • みずほ銀行
  • PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
  • 新生銀行
  • その他地方銀行 など

住宅ローンを電子契約で結ぶメリット

住宅ローンを電子契約で結ぶメリット

続いて、住宅ローンの契約を電子契約で行うメリットについて詳しく見ていきましょう。

収入印紙代がかからない

通常、住宅ローンの契約を結ぶ際は「住宅ローン契約書」の作成が必要となります。

この契約書は印紙税法上の第1号文書「金銭消費貸借契約書」に該当するため、書面で契約を取り交わした場合には、契約金額に応じた印紙税が発生します。

住宅ローンの契約金額が500万円超~1,000万円以下の場合は1万円、1,000万円超~5,000万円以下の場合は2万円の印紙税が必要となり、これだけでも痛い出費と言えるでしょう。

一方電子契約の場合は書面の発行が行われないため、印紙税の支払いも不要となりコスト削減を実現できます。

署名・捺印の作業が不要になる

従来の書面契約では、契約書に捺印・署名をする必要がありました。

しかし電子契約であれば、ワンタイムパスワードやマイナンバーを活用してオンライン上で電子署名を行うことができるため、1枚1枚に署名を行う手間がかかりません。

また電子署名には電子証明書やタイムスタンプの情報が付与されるため、文書の非改ざん性や存在証明が可能となり、裁判などの際に証拠として提出することが認められます。

店舗窓口へ来店することなく手続きができる

住宅ローンの契約を書面で取り交わす場合は、書類記入のために窓口まで出向いたり、記入した書類を郵送したりする必要がありました。

一方、電子契約なら全てオンライン上で手続きが完了するため、自宅にいながら住宅ローンの申請が可能です。

窓口への来店や郵送作業などが不要となることで申請から契約完了までの業務が効率化され、借り入れまでの時間を短縮できるといったメリットも得られます。

サービス利用の基本的な流れ

サービス利用の基本的な流れ

最後に、住宅ローンを電子契約で利用する場合の基本的な流れについて見ていきましょう。

STEP1.事前審査

住宅ローンを契約する際は、事前審査によって借り入れ可能かどうかの判断が行われます。

まずは電子契約サービスに対応した金融機関のWebサイトにアクセスし、必要事項を入力したうえで事前審査の申し込みを行いましょう。

普段からパソコンやスマートフォンを使っている方であれば、10分程度で終えることができます。

金融機関のシステムによっては、事前審査で入力した情報が保持され、その後の書類作成の際に自動入力されるケースもあります。

STEP2.正式申込・書類登録

無事に事前審査に通った場合は、正式な審査を行うための申し込みを行います。

正式申し込みについては、店舗の窓口で受け付けている場合と、オンラインから手続きできる場合の2パターンがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

オンラインから手続きする場合は、以下の4種類の書類が必要になります。

  • 本人確認書類(マイナンバーカードや免許証など)
  • 収入確認書類(源泉徴収票や確定申告書など)
  • 物件に関する書類(建築確認済証など)
  • 団体信用生命保険の関連書類

場合によってはその他にも書類が必要となる場合があります。

不備が見つかると申し込みが進まなくなってしまうので、事前に金融機関へ確認しておくと良いでしょう。

STEP3.契約完了

正式申込の審査に通ると、住宅ローンの借り入れを受けられるようになります。

電子契約サービスにアクセスし、契約内容を確認したうえで電子署名を付与・電子契約を締結しましょう。

契約完了後は、指定の口座に住宅ローンの融資金が振り込まれます。

まとめ

まとめ
  • 大手の銀行では、電子契約を使用した住宅ローンの契約に対応している
  • 住宅ローンの契約に電子契約を使用するメリットとして、手間・コストの削減や時間短縮などが挙げられる
  • 電子契約で住宅ローンを利用する場合は、オンラインから事前審査・正式審査・契約締結を行う

住宅ローンの契約に電子契約を活用することで、契約者にとってはコスト削減や時間短縮のメリットがあり、また金融機関にとっても業務効率化のメリットが得られます。

電子契約はセキュリティ面においても優れたシステムですので、住宅ローンの契約をお考えの方は、ぜひ電子契約による利用を検討してみてください。

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