【電子契約】採用・面接に強いFAST SIGN(ファストサイン)の機能や料金 

電子契約サービスFAST SIGN(ファストサイン)の機能や料金などを徹底解説

元々、採用・面接の際のWeb面接ツールSOKUMEN利用時のオプション機能としてFAST SIGN(ファストサイン)は登場し、面接のWeb化とともに契約書類を電子契約化することを目的に現在、多くの人に利用されています。

今回はFAST SIGN(ファストサイン)の機能や利用料金について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

電子契約サービスFAST SIGN(ファストサイン)の基本機能

電子契約サービスFAST SIGN(ファストサイン)を導入するとこれまで従来対面で行われた契約にまつわる書類関係のことを全てWebで行うことができます。

基本的にはWeb面接ツール「SOKUMEN」と連携できるので、面接から雇用契約までWeb上で一貫して行うことが可能。さらに採用活動だけでなく、派遣スタッフのアフターフォロー時の契約更新など、採用にまつわるシーンだけでなく、オンライン商談後の契約や発注業務、労働者派遣契約などさまざまなシーンで利用できるのが特徴です。

FAST SIGN(ファストサイン)が登場した背景は、2021年1月に行われた法改正により、労働者派遣(個別)契約も電子署名を使って締結できるようになったことがあります。

これにより派遣元企業と派遣先企業に大きな負担となっていた契約書に署名、捺印するという作業を簡素化できるようになりました。

FAST SIGN(ファストサイン)の基本機能

FAST SIGNは電子契約、電子取引、文書管理などをオンライン上で完結できるようにしたクラウド電子契約サービス。

クライアントはFAST SIGNを導入することで、従来の紙契約に必要であった採用時などの契約にまつわる以下のコストを削減可能となります。

  • 契約書の送料や作成にかかるコスト
  • 印刷・郵送手配・押印、ファイリングなどの人件費
  • 取引内容によって、双方に負担になっていた印紙代
  • 書類保管にかかるコスト、及びスペースも削減可能

電子契約なのでペーパーレス化&業務効率化&時間短縮

FAST SIGNを利用した電子契約はオンライン上で行われるので、スマホやPC、タブレットなどで簡単に電子署名を行うことが可能。契約締結可能な書類の例としては以下のようなものが例として挙げられます。

  • 雇用契約書
  • 契約書
  • 誓約書
  • 発注書 など

これまでは非常に時間がかかっていた書類を送付や返送、手渡しでの押印による承認も簡略化可能ですので面接、採用決定から契約までの大幅な時間短縮がサービス利用により見込めるようになるでしょう。

もちろん書類の印刷や保管先から探す手間もFAST SIGNなら必要ありません。契約書の作成もFAST SIGNにテンプレートを登録しておけば一件あたり5分程度で契約を締結させることも十分可能です。

コンプライアンスの強化も

FAST SIGNによる電子契約を導入・利用することで、原本やコピーの概念そのものが無くなり、書類管理が楽になり、保管のスペースが不要になるのも見逃せないメリットと言えるでしょう。

またオプションになりますが、タイムスタンプという機能を使うことで、改ざんのリスクを減らすことができるようになります。

このタイムスタンプというオプション機能を利用することで「その時間にデータがそこにあった」ということが証明可能になりますので、勝手に書き換えることができなくなるというわけです。

堅牢なセキュリティ・バックアップ

電子契約サービスを選択・利用するポイントとして外せないのがセキュリティ性です。

オンライン上で行うデータによる契約なので、万が一を起こさないためにも、このセキュリティ性はぜひこだわりたいポイント。

FAST SIGNは電子契約の基本となるSSL/TLSによる暗号化機能を備え、第三者によるデータ読み取りや傍受、成りすましなどを防止。

さらにFAST SIGNはAWSというインフラ(サーバ)で運用されますので、高い障害体制を備えています。

電子帳簿保存法に対応済み

FAST SIGNは現在非常に注目されている電子帳簿保存法にはまだ未対応となっています。

電子帳簿保存法とは

「真実性の確保」「可視性の確保」を保持することで、契約書などの電子的保存を有効にすると国税庁が定めた法律。

2022年には更なる改正が予定されており、電子帳簿保存法に対応しているかは電子契約サービスを選ぶ際の大きなポイントの一つとなっています。

電子帳簿保存法に対応できない場合、事務処理規定の整備など運用でカバーも可能だが、コストや人的リソースの確保など、なかなか難しい面があるのが現実です。

料金プランやコスト

電子契約サービスを契約するにあたり、やはり気になるのは月額費用などのコスト。ここではFAST SIGNの料金プランを詳しく見ていきます。

料金プランは4種類

無料プランライトプランベーシックプランプレミアムプラン
月額(税込)無料11,000円22,000円応相談
ユーザー数1アカウント無制限無制限無制限
電子契約(契約締結)10件/月まで100件/月まで500件/月まで応相談
タイムスタンプ オプション3,300円12,000円応相談
ファイル添付 オプション5,500円16,500円応相談
CSV一括送信 オプション5,500円5,500円応相談

ドキュサイン、クラウドサイン、NINJA SIGN、GMOサインとFAST SIGNの料金プランを比較!

FAST SIGNとフリープランを除いた主要な電子契約サービスの最安プランを比較しました。

FAST SIGN ライトプランDocuSIgnクラウドサインNINJA SIGN Lightプラン
月額(税込)11,000円$25(約2,800円)/1アカウント11,000円5,478円
アカウント数無制限無制限無制限1アカウント
月間利用可能送信数100通(追加購入可能)年間100通(追加購入可能)無制限50通
送信料(税込)110円(利用料を100通で計算した場合)30円(利用料を100通で計算した場合)300円220円(税込)

他の電子契約サービスと比べた時に、FAST SIGNは月額利用料、送信料ともに平均的。ただし、FAST SIGNは他の電子契約サービスと違い、発行時点では料金カウントされず、締結したもののみカウントされるという特徴を持っています。

また一通の定義が他の電子契約とは異なり、複数枚をまとめて送ることができるシステムを採用しているので(封筒のような使い方ができるのは、ほかにDocuSignのみ)、採用時にNDAや雇用契約書をまとめて送ることが多い、採用シーンなどに役立つはずです。

しかし、前述したようにタイムスタンプ機能やファイル添付オプションを付けると他のサービスよりも高くなってしまう面もあるので注意が必要と言えるでしょう。

FAST SIGNのメリットとデメリット

メリット

FAST SIGNは平均的な料金プランになっており、コスト面ではそれほど他サービスに比べて優位ではありませんが、他の強みをご紹介すると以下のようなものがあります。

  • スマホで利用しやすいように最適化されている
  • SMSで通知が受けられる
  • テンプレートを使用可能、そして送信前に変更が可能
  • Web面接システムSOKUMENと連携

デメリット

FAST SIGNのデメリットは、先ほども述べたように料金が平均的であるが、電子契約単体としてみると特に他サービスにない機能を持たない点。

もちろん面接・採用以外にも電子契約サービスとして利用することは可能ですが、その他シーンでは特徴としては薄いのが実情です。

やはりFAST SIGNを導入するのであれば、数多くの面接・採用を行なっており、Web面接システム「SOKUMEN」と合わせて使うのが良いと言えるでしょう。

FAST SIGNのメリット、デメリットまとめ

メリットデメリット
複数枚の契約書をまとめて1通としてカウント料金・機能は平均的
電子契約書を作成した時点ではなく、締結した時点で料金カウントされる電子帳簿保存法に対応していない
Web面接システム「SOKUMEN」と連携可能
契約相手はサービス契約やアカウント登録不要
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