CONTRACTHUB@absonneは日鉄ソリューションズ株式会社が提供する電子契約サービス市場売上シェア5年連続No.1の電子契約サービスです。
企業の目的に合わせたオーダーメイド型電子契約サービスである点に特徴があります。
当記事では、CONTRACTHUB@absonneの機能や価格、他の電子契約サービスと比べた際の導入メリット、デメリットをご紹介します。
製品概要
CONTRACTHUB@absonneは電子契約サービスに求められる基本的な機能を網羅しています。以下ではCONTRACTHUB@absonneの製品概要を紹介させてください。
株式会社日鉄ソリューションズが提供する電子契約サービス
CONTRACTHUB@absonneは株式会社日鉄ソリューションズが提供する電子契約サービスであり、以下のような大企業に導入実績が豊富にあります。したがって、大企業が取引先に多い、大企業並みのセキュリティ要件を満たす必要がある企業におすすめの電子契約サービスです。
- JAL(日本航空)
- ARUHI
- 住友林業情報システム
- ファミリーマート
- みずほ銀行
- 株式会社リクルートテクノロジーズ
また、CONTRACTHUB@absonneの提供元の株式会社日鉄ソリューションズは従業員数67,000人を超える国内有数のSlerであり、開発力に定評があります。したがって、安心してシステムを利用できる点も魅力的でしょう。
契約業務の省力化が可能
CONTRACTHUB@absonneは株式会社日鉄ソリューションズが提供を導入することで、オフラインで実施していた契約業務をオンライン上で完結できるようになります。
オンライン上で契約業務を完結することで、印紙税や紙業務の運用コストを削減できる点にメリットがあるでしょう。また、取引先との契約締結までのリードタイムを大幅に短縮できる点も魅力的です。
堅牢なセキュリティを備えたシステム
CONTRACTHUB@absonneは企業にとってミッションクリティカルな基幹システムの利用を前提に設計されたシステムです。
その運用は最新の免震構造と最高レベルのセキュリティ環境に守られた次世代型データセンターで実施されており、稼働目標率99.99%を実現する高い信頼性・可用性・柔軟性を提供しています。
また名だたる大企業に導入実績が豊富にあることから、セキュリティ要件の厳しい企業であっても問題なく導入できる点にメリットがあります。
CONTRACTHUB@absonneを導入するメリットとは?競合企業と比較して紹介
他社の電子契約サービスと比べて、CONTRACTHUB@absonneを導入するメリットは以下の通りです。
目的に応じてオーダーメイド可能なサービス
CONTRACTHUB@absonneでは企業の目的に応じて完全オーダーメイドの電子契約サービスを利用できます。例えば、購買システムとCONTRACTHUB@absonneを連携して定期的な受発注の仕組みを自動化する、ワークフローシステムに埋め込んで契約業務を最適化するなどの利用方法がカスタマイズ可能です。
また、CONTRACTHUB@absonneは業界業種別に最適化された以下プランも用意されているため、活用することで時間をかけることなく自社に適合した電子契約サービスを利用できる点も特徴的でしょう。
- KENCHUB@absonne(不動産業界向け)
- FINCHUB@absonne(金融業界向け)
- HATCHUB(仕入れなど総合的なBtoBビジネス向け)
法的な対応も可能な導入コンサルティング
電子契約サービスを導入する場合、電子帳簿保存法、電子署名法、下請法、建設業法など業界や契約文書種類に応じて様々な法令ガイドラインがあるため、正確な法令解釈と法令に準拠した適用が導入企業に求められます。
この点、CONTRACTHUB@absonneは法対応の専門部隊Team e-conを抱えているため、専門家に相談できる点がメリットでしょう。
Team e-conは電子契約に関するあらゆる法律、税務、タイムスタンプ、電子署名、電子証明書、システム構築に精通しているため安心して相談し、電子契約サービスを導入できる点が魅力的です。
導入コンサルティングを受けることで例えば以下の支援を受けられます。
- 他システムとのWebAPI連携支援
- 取引先への電子契約導入説明会の実施
- 電子帳簿保存法対応へのシステム対応説明
- 各種法令へのシステム対応方針の説明
- 電子契約で使用できるテンプレートの提供 など
契約文書管理をまとめて管理可能
CONTRACTHUB@absonneでは以下の機能を搭載しているため、電子契約の締結から文書管理まで一括で実施できる点にメリットがあります。
- 文書管理機能
- 契約関連文書の一覧表示機能
- 電子署名機能
- アクセス権限管理機能
- システム連携機能
- 契約管理機能
- ユーザー管理機能
- 証明書管理機能
- モバイル機能
- 一括登録機能
- 監査ログ管理機能
- 通知・督促機能
- 証明書発行サービス連携機能
各種法令に準拠したコンプライアンス強化
CONTRACTHUB@absonneを利用することで内部統制や監査、BCP対策を強化できます。
内部統制の側面でいえば、CONTRACTHUB@absonneは各部門が契約した電子契約をリアルタイムで共有可能であるため、不正を防止できる点がメリットです。
また、監査対応の側面でいえば、税務調査では調査員が電子契約サーバにアクセスするだけで対応が可能、会計監査では迅速に必要なデータのみを検索可能、内部統制監査では時系列に契約書を把握できるため監査の迅速化に貢献できるなどのメリットを享受できるでしょう。
最後にBCP対策でいえば、法令に応じた契約書の長期保管が可能、強固なセキュリティのデータセンターで管理しているためデータの紛失リスクが低いなどのメリットがあります。
以上のように、CONTRACTHUB@absonneを導入することで企業のコンプライアンスを強化できる点が最大のメリットといえます。
CONTRACTHUB@absonneを導入するデメリットとは?競合企業と比較して紹介
他社の電子契約サービスと比べて、CONTRACTHUB@absonneを導入するデメリットは以下の通りです。
問い合わせなければ具体的な料金プランは不明
CONTRACTHUB@absonneでは公式HP上で料金プランを公開していないため、導入時の費用を知るためには個別に問い合わせる必要があります。他電子契約サービスでは一般的に料金プランを公式HP上で公開しているため、即時に自社の機能要件に対する費用対効果を検討できない点がデメリットです。
中小企業や個人事業主には向かない可能性あり
CONTRACTHUB@absonneでは公式HP上で料金プランを確認できないものの、公式HP上に「様々な業界の大企業を中心に30万ユーザー以上が利用中」と記載があることから、中小企業や個人事業主には向かない料金プランを準備している可能性があります。
CONTRACTHUB@absonneの最大の売りがオーダーメイド型電子契約サービスである点からも、導入費用が高額になると予想されますので注意が必要です。
一方、他電子契約サービスであると、業界大手クラウドサインや電子印鑑GMOサインでは月額10,000円程度、フォロワーのNINJA SIGNでは5,000円程度と非常に安価に利用できます。したがって、可能な限り安く電子契約サービスを利用したい場合は他電子契約サービスの検討が必要でしょう。
料金プランをクラウドサイン、wansign、DocuSignと比較して紹介
CONTRACTHUB@absonneの料金プランは公式HP上では非公開です。一方で他電子契約サービスの料金プランを公開されていますので、参考値として紹介します。他電子契約サービスの料金プラン(当事者型の電子署名を利用する場合の最安料金プラン)は以下の通りです。
国内業界大手では電子印鑑GMOサインが最安です。したがって、国内での知名度が高く、かつ、可能な限り安く電子契約サービスを利用したい場合は電子印鑑GMOサインがおすすめでしょう。
また、国内以外の企業と契約を交わす事例が多ければDocuSignの利用もおすすめです。DocuSignであれば1ユーザーあたり10$から利用できる上、世界最大シェアの電子契約サービスであるため、電子契約サービスの取引先への導入もスムーズに進む点がメリットでしょう。
会社名 | CONTRACTHUB@absonne | wan-sign | クラウドサイン | 電子印鑑GMOサイン |
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プラン名 | 要問合せ | 有料プラン(認印版) | Light | – |
価格(税込)/年 | 要問合せ | 132,000円※5,000件毎に課金 | 132,000円 | 116,160円 |
従量課金料(税込)/100通 | 要問合せ | 11,000円 | 22,000円 | 11,000円 |
合計金額(税込) | 要問合せ | 143,000円 | 154,000円 | 127,160円 |
電子契約サービスを導入して契約締結業務を効率化しよう!
CONTRACTHUB@absonneは企業の目的に合わせたオーダーメイド型の電子契約サービスを利用したい、法対応も可能な導入コンサルティングを受けたい企業におすすめの電子契約サービスです。
CONTRACTHUB@absonneは、契約文書を契約から保管管理までまとめて管理可能、企業のコンプライアンスを強化できる点などにメリットがあります。
一方で、CONTRACTHUB@absonneにはそもそも料金プランが問い合わせなければわからない、中小企業や個人事業主には不向きな料金プランである可能性が大きいなどのデメリットもあるため、総合的に加味して導入を検討する必要があります。