【2021最新】電子契約サービスCECTRUST-Lightとは?特長や価格を詳細紹介!
【2021最新】電子契約サービスcectrust-lightとは?特長や価格を詳細紹介!

受発注業務に加えて契約業務も一元管理したい企業や建設業界におすすめ

CECTRUST-Lightは株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコムが提供する4000社以上に導入実績のある電子契約サービスです。

建設産業界における企業間の商取引を電子化する電子商取引システムCIWEBに関連するツールとして開発された経緯があるため、受発注業務のみだけでなく、電子契約も一つのプラットフォーム上でまとめたい企業におすすめといえます。

また、株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコムはNTTデータや日本オラクル、大手建設会社が共同出資して設立された経緯があり、NTTグループや成田国際空港など大手企業に導入実績が豊富な点に特徴があるでしょう。

当記事ではCECTRUST-Lightの機能や価格、他の電子契約サービスとの違い、導入メリット、デメリットをご紹介します。

目次

基本概要

基本概要 CECTRUST-Light

CECTRUST-Lightは電子契約サービスに求められる基本的な機能を網羅しています。以下ではCECTRUST-Lightの基本概要を紹介させてください。

某大手企業に導入実績のある評判のサービス

CECTRUST-Lightは以下企業に導入実績があります。セキュリティ要件が厳しく取引先も多い大手企業に導入実績があることから、電子契約サービスのセキュリティ要件に懸念がある、以下企業と取引がある企業におすすめの電子契約サービスです。

  • NTTグループ
  • 株式会社NTTドコモ
  • 成田国際空港株式会社
  • 関西エアポート株式会社
  • NEXCO中日本/西日本
  • 首都高速道路株式会社

契約締結業務の効率化を実現

CECTRUST-Lightを導入することで、従来紙で実施していた契約締結業務をオンラインで実施できます。契約締結をオンラインで実施することで、印紙税や紙業務故にかかっていた運用コストを削減できる点にメリットがあります。また、契約締結までのリードタイムの削減が可能な点もメリットでしょう。

電子契約サービス「CECTRUST-Light」を導入するメリットとは

電子契約サービス「CECTRUST-Light」を導入するメリットとは

他電子契約サービスと比較したCECTRUST-Lightを導入するメリットをご紹介します。

建設業法で定める技術的基準を満たした電子契約サービス

CECTRUST-Lightは設業法第十九条第三項に規定される情報通信の技術を利用する措置に係る技術的基準ならびに建設業法施行規則第十三条の二第二項に規定する技術的基準を満たすものとして国土交通省より保証されたサービスです。

国土交通省がCECTRUST-Lightの法的有効性を保証する証左として、経済産業省公式HPにグレーゾーン解消制度の活用の結果、法的有効性を保証する旨が記載されています。

したがって、建設業界で電子契約サービスを導入したいが、法的有効性に懸念がある企業におすすめの電子契約サービスといえるでしょう。

契約文書の長期保管が可能

CECTRUST-Lightでは契約文書の長期保管ができます。税務会計上の観点から契約文書の中には最低7年の保管期間が必要な文書があります。この点、CECTRUST-Lightであれば文書の長期保管ができる点がメリットでしょう。

他電子契約サービスの場合、電子契約サービス上で契約書の保管ができないケースがありますので、契約文書が長期保管できる点は競合に対して優位点です。

また、契約文書がたまってくると対象の契約書を見つけるのが困難になる課題があります。この点、CECTRUST-LightはログインID毎に仮想的に環境を分けて契約文書を保管可能であり、かつ、長期保管文書照会機能から検索が可能です。

ただし、電子帳簿保存法電子取引要件で求められている検索性要件(最低主要3項目での検索)が満たせているかは、公式HP上からだけでは判断がつかないため、問い合わせが必要な点にご注意ください。

加えて、契約文書に限らず見積書や納品書、検収書などの関連文書を案件ごとにまとめて管理できる点も魅力的です。CECTRUST-Lightは電子商取引システムCIWEBとの併用を実施すると1つのプラットフォーム上で案件に紐づく関連文書を一意のIDで管理できる点が大きなメリットでしょう。

取引先の負担なく双方の当事者型署名が可能

他電子契約サービスであると、双方当事者型電子署名(電子証明書を利用した電子契約)を利用する場合、取引先に費用負担が発生するのが一般的です。一方でCECTRUST-Lightは導入企業のみの費用負担のみで当事者型署名を実施できる点にメリットがあります。

したがって、法的拘束力の強い双方の当事者型署名を採用し電契約サービスをしたいが、取引先の同意を得られるか、と懸念があるという企業におすすめの電子契約サービスといえるでしょう。

ワークフロー機能が基本プランで利用可能

契約締結業務では内部の承認フローがある場合が多いですので、CECTRUST-Lightではワークフロー機能が基本料金プランで利用できる点にメリットがあります。他電子契約サービスであると、ワークフロー機能はオプション機能、上位プラン限定の機能である場合がありますので、優位点です。

電子契約サービス「CECTRUST-Light」を導入するデメリットとは

電子契約サービス「CECTRUST-Light」を導入するデメリットとは

他電子契約サービスと比較したCECTRUST-Lightを導入するデメリットをご紹介します。

大手電子契約サービスと比較すると機能に乏しい

CECTRUST-Lightの機能は公式HPを確認する限り以下の機能に絞られています。(2021/11/16現在)

  • ワークフロー
  • 新規の電子証明書の発行
  • リモート署名
  • 電子化文書の原本保管
  • 様々な押印文書の一元管理

上記機能は電子契約サービスには必須の機能ではあるものの、他電子契約サービスと比較すると機能不足感が否めません。世界最大シェアのDocuSignの場合、上記の機能に加えて例えば以下の機能が利用可能です。

  • モバイル対応
  • リアルタイム監査証跡
  • dropboxなどのクラウド製品への統合機能
  • 多言語対応
  • 一括送信機能
  • 同席での署名機能
  • テンプレート機能 など

CECTRUST-Lightの料金プランは非公表のため、確認できていませんが、DocuSignであれば上記の機能が1ユーザあたり月10$~40$の費用感で利用できますので、電子契約サービスに多機能を求める場合は他電子契約サービスの検討が必要でしょう。

問い合わせなければ料金プランやマニュアルの詳細が不明

CECTRUST-Lightの料金プランは非公開であるため、直接問い合わせなければ料金の概算が出せない点がデメリットでしょう。事前に料金の概算が見積もれないため、機能の充足性に対して費用が見合っているのか判断できません。

他電子契約サービスであれば料金プランを公表している場合が一般的ですので、他電子契約サービスの費用対効果の検証を進める方が導入までスムーズかもしれません。

また、CECTRUST-Lightではマニュアルについても公式HP上では非公表であるため、より詳細な機能が知りたい場合も問い合わせが必要な点に注意が必要です。

料金プラン

料金プラン

CECTRUST-Lightの料金表は非公開です。cectrust-lighを導入した場合の費用感を知りたい場合は、株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコムのヘルプデスクへお問い合わせください。

電子契約サービスを導入して紙業務を効率化しよう!

CECTRUST-LightはCIWEBをすでに導入済みで受発注業務に加えて契約業務も一元管理したい企業や建設業界における電子契約サービスの法的有効性に疑念がある方におすすめの電子契約サービスです。

CECTRUST-Lightには契約文書の長期保管が可能、取引先の負担なく双方の当事者型署名が可能などのメリットがある一方で、他電子契約サービスと比較すると機能が少ない、料金プランなどの詳細が問い合わせなければ不明な点にデメリットがあります。

CECTRUST-Lightの導入はメリット、デメリットを総合的に加味して判断が必要といえるでしょう。

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